全員の安全確保

沿岸警備隊は、全員が無事に海から上がれるように万全の救助態勢を整えて来てくれた。多くの救助船がこちらに向かってきてくれ、飛行機に乗っていた乗客と乗務員の全員が助けられた。「よかった、助かった」と、ジェイソンは少し胸を撫で下ろした。しかし、助けられた乗客たちは、救助船から飛行機の残骸をずっと指さし続けながら、お互いに何かを話している。
乗客たちの様子に「どうしたんだ?」と疑問に思ったジェイソンが彼らの指差す方向を振り向くと、彼の目の前にはとんでもない光景が広がっていた。ジェイソンはそれを目にした時、思わず息を呑んだ。